どうも!ひっきーです( ´ ▽ ` )ノ
翻訳者を目指しながら、現在は派遣社員として翻訳会社で事務職に就いています。
※この記事は、筆者の独断と偏見で書かれています(笑)が、自身の体験やその過程で得た生の情報をもとにしています。ご了承ください。
1. 派遣のメリット・デメリットって?
働きながら翻訳者を目指すために、なぜ「派遣社員」をあえて選ぶのか。
まずは、私なりのメリット・デメリットを挙げておきたいと思います。
これらを踏まえた上で、さっそく本題へ入っていきましょう。
2. 翻訳に有利な経験って派遣でも積めるの?
「翻訳者」と一口に言っても、そのための道はいろいろあります。
ですが、「派遣でも翻訳に活かせる経験は積める」これが今の私の結論です☆
ではその上で、どんな求人に応募すべきか?
おすすめ順に3つご紹介したいと思います。
2-1. 「翻訳したい業界」で選ぶ
勉強を進めていくとよく分かるのですが、翻訳で生計を立てていくには、語学力や翻訳ノウハウにプラスして、もう一つ重要なものがあります。
それは、特定の分野の「専門知識」です。
これまでのお仕事などで習得済みという人は大きな強みになります。
ですが、私のように「専門知識なんてない、、」という方は、これから身につけなければいけません。
そこで、派遣のお仕事。
まずは、専門にしたい分野を決めます。
実はここが意外と難題だったりもしますが、ここでは一旦決めれたとします。
あとはその業界の企業で応募できるところを探すだけです。
翻訳を(少しでも)やらせてもらえるようなポジションに出会えたら最高ですが、そうでない場合でも、現場の生きた情報に触れられるので、身につき方が違うと思います。
さらに、後々翻訳会社のトライアルに申し込むときも、職歴があれば「この業界に詳しい」ことの証として履歴書でアピールできますので、翻訳者を目指しているのであれば、かなり賢い選択だと思います。
実際、私が出会った翻訳者さんの中には、この方法でいくつも専門分野を広げて、翻訳の仕事に結びつけている方がいました。
専門知識を現場で教えてもらいながら、翻訳もやらせてもらえたそうです。
2-2. 「翻訳業界全体を見る」ために選ぶ
2つ目は、専門分野の知識を得るというよりは、「翻訳業界」全体をとらえるための選択肢です。
具体的には、翻訳会社や企業の翻訳の部署などでのお仕事です。
どんな分野のどんな文書に需要があるのか、逆に縮小ぎみなのは何か、単価、機械翻訳、翻訳メモリについてなど、外からでは中々見えにくいリアルな翻訳業界を知ることができます。
依頼者と翻訳者をつなぐ翻訳コーディネーター、レイアウト調整などをする編集、事務などのポジションは未経験でも募集があります。
また、初めから社内翻訳者や校正者のポジションにつくのは難しくても、「興味あるんだったら、少し手伝ってみる?」なんてことは大いにあります。
派遣だろうとなんだろうと、「できる人に仕事が集まる」この性質は変わらないです。実力を磨いて発信さえしておけば、チャンスは十分にあると思います^^
ちなみに私はここから始めています。
一日も早く独立したいなら、①の方が早いかなとは思いますが、これはこれで実際に入ってみないと見えないことが多いですし、人脈も広がるので、すごく良い経験になっています。
2-3. 「英語が使えるか」で選ぶ
なんといっても語学力は必須ですから、日常的な業務で英語が使えるのはやはりメリットがあります。
また英文事務などであれば、英文書類を日々見ることになるので、ビジネス分野に強くなれます。
翻訳でいう「ビジネス」の分野はかなり幅広いので、独学となると正直、勉強方法は迷うところだと思います。業務で扱っていれば的も絞りやすく具体的に「〇〇や〇〇が得意です」とアピールできるので、依頼も受けやすくなると思います。
3. まとめ
ということで、今回は「翻訳者を目指す人におすすめの派遣先」について書いてみました。
<選び方のポイントはこの3つ!(おすすめ順)>
①翻訳したい業界で選ぶ
②翻訳業界全体を見るために選ぶ
③英語が使えるかどうかで選ぶ
時間とお金に余裕のある方は、スクールへ通ったり独学でも良いと思います。
でも、翻訳者として採用されるには実力が足りないけれど、働きながら活かせる経験を積みたいという人なら、派遣も1つの選択肢になると思います。
何か1つでも参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました\(^ ^)/
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