
TOEICといえば、進学や就職時に役立つ英語資格の大定番!
今回は、リスニング満点経験のある私が実際に取り入れている「リスニング試験の受け方」を伝授します!ぜひ最後までお読みください♪
ひっきー:フリーランス英日翻訳者
✓TOEICスコア:935
✓TOEIC受験回数 10 回以上
✓リスニング試験満点(495 点)獲得経験あり

TOEICは、英語スキルの測定指標として日本で広く認知されているテストだね。
TOEICテストとは?4 技能(聞く・読む・話す・書く)の能力テスト!
トーイックトーイックいってますが、実際はTOEICテストにも種類があります。4 技能(聞く・読む・話す・書く)の能力測定が可能で、
・TOEIC® Listening & Reading Test ←この記事内の対象はコレ!
・TOEIC® Speaking & Writing Tests
・TOEIC® Speaking Test
の3つがありますが、一般的にTOEICといえば、1 つ目の「Listening & Reading Test」を指します。
(ちなみにTOEIC Bridgeテストという、難易度を下げた初級者向けのテストもありますが、履歴書に書いたり自己PRとして使用するにはあまり向かないかと思います)
<TOEIC Listening & Reading Test >とは?
・運営:一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会
・形式:マークシート方式
・内容:リスニング(約45分間・100問)+ リーディング(75分間・100問)
・テスト結果:結果は合格/不合格ではなく、スコアで発表
リスニング5~495点、リーディング5~495点
=合計スコアは最低10~満点990点(5点刻み)
・採点:正解数に基づいて採点され、誤った解答による減点はなし。
スコアの同一化という統計処理後の点数がスコアとして表示される。

間違っても減点されないので、とにかく最後までマークしよう!
今回は、TOEIC® Listening & Reading Test のうち、「リスニング」セクションに絞って受験時の心構えをお伝えします。
TOEICリスニング受験時の心構え!高得点を狙うなら「先読み」が鍵!

TOEICリスニング試験は、音声を 1 回しか聞くことができないので、とにかく効率よく、ポイントを押さえてから“聞きにかかる”のが重要だよ!
リスニングセクションは、パート 1〜4 までの 4 つのパートで構成されています。
パート1:写真描写の問題(6 問)
パート 2:応答問題(25 問)
パート 3:会話問題(39 問)
パート 4:説明文問題(30 問)
時間にして 45 分、設問数は全部で 100 問です。
結論からいうと、1 度聞き逃すと手遅れになるので、
リスニングテストは「問題に先に目を通しておく」ことが重要です。
私が実際に取り入れている先読みテクニック 2 つをご紹介します!
詳しくみていきましょう!
その1. 各パートに入る前の音声案内はスルーすべし!
テストが始まると、まず「リスニングセクション」についての概要説明が音声(英語)で流れます。
音声:In the Listening test, you will be asked to demonstrate〜.
(※「TOEIC公式サイト」で全文を確認できます。)
毎回同じなので、悠長に聞いていたらもったいないです。
音声は無視して、パート 1 「写真描写問題(6 問)」から順に問題に目を通しましょう。
問題を先に把握しておくことで、実際に設問が始まって音声を聞く際に押さえておくべきキーワードが分かるようになります。
つづいて、パート1の問題の案内が音声(英語)で流れます。
音声:Directions : For each question in this part, you will hear four statements about〜.
(※こちらも「TOEIC公式サイト」で全文を確認できます。)
これも毎回同じなので、聞きません。
いけるところまでページをめくって問題を読み進めておきます。
いざパート 1 の設問に入ったら、先読みはやめて解答に集中します。先読みに集中しすぎて、設問を聞き逃さないよう注意してくださいね(私は何度かやりました(;’∀’))。
その後、パート 2〜4 でもそれぞれ「Directions:」という音声から始まる説明が流れるので、この時間は先読みに当てます。
その2. マークシートは軽くチェックして、最後に一気に塗りつぶすべし!
つづいて 2 つ目のポイント。
TOEIC テストはマークシート方式なので、選択肢の中からひとつずつ鉛筆で塗りつぶして解答します。
全パートで会話やナレーションの音声は 1 回しか流れないので、聞き逃したら一貫の終わり!
塗りつぶすのにかかる 1~2 秒のわずかな時間も有効に使います。

私は↑の画像のように、パート 4 が終わるまで軽くチェックをするだけにして解答していきます。
パート 4 が終わってリスニング問題をすべて終えたら、リーディングに入る前に一気に塗りつぶします。

まとめ
ポイントは、とにかく「問題に先に目を通しておく」ことです。
その結果、設問の会話やナレーションの音声を聞くときに、どの情報が必要なのかキーワードが分かるので、解答の精度が確実に上がります。
そのための方法が、
①問題に入る前の音声案内は聞かない
②マークシートは軽くチェックして、最後に一気に塗りつぶす
の2つです。
英語力そのものを磨いていくことはもちろん必要ですが、今回の話は語学レベルに関係なく誰でも取り入れられる方法なので、良かったらお試しください( ´ ▽ ` )ノ
先読みしてほんのちょっと予習するだけで、よりハッキリ聞こえてくるので、リスニングがもっともっと楽しくなりますよ〜。
おすすめの参考書
これまでいろいろな参考書で勉強してきましたが、TOEICのスコアアップを狙うなら、やっぱり公式問題集がおすすめです。
というのも、TOEICは問題数が多いので、集中力を切らさずテスト時間の2時間を乗り切る必要があります。
一度も受けたことがない状態で受けてしまうと、時間が足りなくなるか、集中力が続かなくて眠くなるかのどっちかです(笑)。
なので、公式問題集で模擬テストを何度も経験しておくのがおすすめです。
それと、今回紹介したリスニング問題の先読みをするためにも、事前にどんな問題形式で出題されるかはしっかり把握しておきましょう!
ちなみに付属のマークシートはコピーして使うと何回も使えて良いですよ〜。
ということで、今回はTOEIC935点(リスニング満点)の私の「リスニングテストの受け方」をご紹介しました。
それでは、楽しいTOEIC体験を!─=≡Σ((( つ•̀ω•́)つ
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