憧れの翻訳家に会えた日:スピリチュアル翻訳の先駆者・山川亜希子さんのお話会に参加しました!【セミナーレポ】【聖なる予言】【アルケミスト】

当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

1. お話会の内容は?

山川紘矢さん・亜希子さんご夫妻といえば、「アウト・オン・ア・リム」「聖なる予言」「アルケミスト」など、精神世界・スピリチュアル関連の数多くの書籍を翻訳されてきた、この業界の先駆者であり、レジェンド的存在。

普段お2人でのご活動が多い中、今回は大阪で亜希子さんおひとりのお話会があるということで、初めて参加しました。なんと、当日集まった30〜40人ほどの参加者は、全員女性。たしかに、亜希子さんから溢れ出るマザーのような優しさと、凛とした、自立した女性のカッコ良さは、同性からの支持が厚いのもうなずけます。とはいえ、100%女性はちょっと驚きでした!

お話会の内容としては、長年精神世界を追求してこられた亜希子さんが、「今、伝えたいこと」という感じで、時事的な話題も含むさまざまなお話がありました。

“〜すべき”という押しつけが一切なく、どのお話も、ご自身の体験からくる気づきや学びのお話で、とても共感できました。

個人的には、長年第一線で活躍されてきた翻訳家の方が、どんな人生を歩まれてきたのか、育った家庭環境、仕事の進め方、結婚、パートナーとの関係性など、詳しく知ることができて、これからの自分の翻訳家人生を考えていく上で参考になりました。

2. 科学とスピリチュアルの行き先:「見えないもの」は「ないもの」じゃない

印象深かったお話として、30〜40年前にスピリチュアルな世界で言われていたことが、今、最先端の科学が証明している(むしろ、どんどん先へ行ってさえいる)という話がありました。

「見えないもの」があたかも「ないもの」のように扱われていた時代から(今でも一般社会はそうかもしれません…)、人の目には見えなくても確かに存在するということが科学でどんどん証明されるようになってきました。

最近では、量子力学のような研究も進み、「人の意識が現実をつくりだしている」ことまで科学で証明されるようになってきたわけです。

人間が観測するから、それまではただの「波」だった量子が、「粒子」として形をもつ物質になる。つまり、人が意識を向けるから、現実がつくりだされる

エネルギーとか波動とか、気の世界という、スピリチュアルが探求してきたことを、科学が証明し始めているってことですね。

結局、アプローチが違うだけで、科学もスピリチュアルも、真理を求めて同じ場所を目指しているのかもしれません。

亜希子さんによる誘導瞑想もありました。
亜希子さんが、スピリチュアル一色というよりは、地に足のついたバランスのとれた方だからか、あまり抵抗なく入り込めたかなと思います。
(基本的に大人数で瞑想とかはどうも苦手です…頭の中で「あやしいっ」というツッコミが炸裂してしまい集中できません笑)

3. 翻訳家は、個性を出しすぎてはいけないのか

セミナーの内容はこの辺でさておき、個人的に今回の最大の目的は、
「憧れの翻訳家・亜希子さんを生で見ること。そして、できるなら直接お話しすること」

その夢いかに…?

セミナーは予約不要で、当日直接会場に行けばいいとのことでしたが、思いだけでも事前に伝えておこうと思い、メールをしました。翻訳家を目指していることも書いたのですが、なんとお忙しいところ亜希子さんご本人から返信のメール本当に感激しました。

当日、少し早めに会場に行き、直接お話させていただけたのですが、イメージ通り、優しくてかっこ良くて、上品だけど素朴で飾らない、とっても素敵な方でした。

翻訳家というと、仕事の性質上、表舞台にはあまりでてきません。翻訳家の個性が出すぎて、原書の著者より目立つのはやはりどうかと思うし、翻訳の基本は、「足しすぎず、引きすぎず」といわれます。つまり、訳文上は無色に近い方が好まれるのだと思います。

実は、この考えの延長で翻訳家自身も1人の人間として、あまり色の強くない人が向いているのではないかと、勝手な心配ととまどいがありました。この点、ご自身が発信者としても活躍されている亜希子さんに直接お会いできたことで、「翻訳家=個性がない」ではないと、モヤモヤしていたことがクリアになりました。

「翻訳する分野やその本への興味、共感が深ければ深いほど、翻訳家としては大きな強みであり、魅力になる」

そして、何より大切なのは、その本への「情熱」だということも仰っておられました。
考えてみれば当然のことかもしれませんが、その意味がようやく腑に落ちたような気がしています。

4. まとめ

今の時代、機械翻訳も確かにスゴイです。
でも、思いや情熱というエネルギーを訳文に乗せられるのは、人間だけです。
原文の著者の思いに、さらに翻訳家がエネルギーをプラスして加速力をつける
そうして、自分の訳した本がたくさんの人の心へ届く。
いつか、そんな仕事をしてみたいです。

ちなみに、”エネルギー”の本質やその使い方などに興味がある方は、山川夫妻が訳された「聖なる予言」を読んでみるのがおすすめ。30年以上前の本ですが、今読んでも新しくて本質的で、私のバイブルです。物語形式なのでスピリチュアルにあまり興味がない人でも読みやすいと思います。世界中で大ベストセラーになった本ですので、まだ読んだことがなければぜひチェックしてみてくださいね。

そういえば、今回私がこのお話会に参加したのも、「聖なる予言」に出合い、亜希子さんのメルマガに登録したことがきっかけでした。

というわけで、今回のセミナーでは、

  • 生の亜希子さんに会えた!
  • 直接お話ができた!
  • 翻訳家になるためのアドバイスをいただいた!
  • 翻訳家として、大事なことを教えてもらった!
  • バイブル「聖なる予言」にサインがもらえた!
  • ツーショットで写真が撮れた!

大満足の1日でした。
亜希子さん、開催・運営してくださったみなさん、本当にありがとうございました。

今回は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました!

コメント